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生産技術センター

東芝の研究開発・技術

若手研究者の素顔

[イメージ] R.S.さん

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製造データの可視化・解析から
製品品質の向上に挑む

  • 設計生産システム変革推進部
  • 専門技術
    製造品質プロセス変革技術
  • 総合情報学専攻 2015年入社 R.S.さん

様々な製品に携われる環境に魅力を感じて

[イメージ] 仕事風景写真

学生時代は,生体情報学を専攻しており,人間の視覚と味覚の関係について研究をしていました.研究や独学で勉強した統計技術を生かしてモノづくりに携わりたいと思い,半導体から重電まで幅広く製品を生み出している東芝に興味を持ちました.中でも,コーポレートである生産技術センターでは,ひとつの製品だけでなく様々な製品に携わることができるという点において魅力に感じ,入社しました.

入社後は,まず避雷器製造の歩留変動要因分析業務に,現在はエネファーム用の燃料電池セル製造の品質管理改善業務に携わっています.製品を問わず,モノづくりでは常に同じ品質で製品を製造できるわけではなく,機械設備のばらつきやプロセス時の温湿度のばらつきなど,様々なばらつきの影響によって不良が発生したり,性能が低下してしまうことがあります.しかし,多くの工程を経た上で,最後の出荷性能試験において性能が低い製品が見つかったとしても,どの工程のどの作業が原因で性能が低下したのかわからないことも多く,不良の要因を見つけることは難しいのです.そこで,製造している際に取得した温度や圧力などの製造データを集めて統計解析することによって,不良のきっかけとなっている工程を絞り込みます.業務で扱うパラメータやデータ量は膨大であり,解析するにも一苦労ですが,不良となる要因を見つけたときの嬉しさもひとしおです.

部門間連携でひとつの課題に対して取り組む

[イメージ] 仕事風景写真

現在携わっている燃料電池セル製造の品質管理改善の業務では,自部門だけでは解決が難しい課題に対して,他部門と連携し,各部門の持っている要素技術を結集して品質改善に取り組んでいます.

一口に製造ラインの品質改善と言っても,品質を改善していくためには様々な技術が必要となります.例えば,私は製造データを用いた不良解析や製造状況を可視化するためのシステム開発を行っており,セル性能が低下する原因を絞り込んでいます.しかし,解析・可視化の鍵となるデータが現場で収集されていない場合には,新たにデータを取得するための測定装置の開発,更に,作業者がミスをせずに短時間で測定できるような作業効率化手法が必要です.また,データが取得でき,解析によって性能低下の原因が明らかになったとしても,改善するためのアクションを起こさないことには品質は向上しません.設備によって性能ばらつきが発生しているとわかったのであれば,設備内でどのようなプロセス処理をしているのか理解すること,場合によっては設備自体の改造も必要になります.

そのようなデータ収集,改善アクションに対して,当然,自部門だけでは知識・技術が不十分です.そこで,測定装置開発では光技術研究部,作業効率化ではグローバルモノづくり変革推進部,設備改善ではメカトロソリューション推進部,プロセス改善では材料・デバイスプロセス技術研究部といったように,それぞれの課題に合った技術を持っている他部門と連携して,品質改善という最終目標に向けて取り組んでいます.この連携は色んな技術が集結している生産技術センターだからこそできることだと思っています.

仕事と休みをしっかりと切り替えられる働きやすい環境

私の所属している設計変革システム推進部は,設計から生産まで幅広い領域において,ICT技術を活用し,生産性と品質の向上に取り組む部門です.職場は風通しが良く,働きやすい環境にあります.また,女性も多く働いており,家庭と仕事を両立しながら働いている方もいて,尊敬できる方々ばかりです.

生産技術センターでは,仕事だけでなく休みもしっかりと取ることができます.私は管弦楽団に所属しており,休日はトランペットを吹いています.それ以外でも,業務がひと段落したタイミングで休みをもらい,1週間ヨーロッパへ旅行したこともありました.業務に支障が出ない範囲であれば休みを取得することができ,しっかりとリフレッシュできるため,仕事も頑張ろうと気持ちを切り替えることができます.

就職活動は,沢山の会社のことを知ることができる絶好の機会です.最初から業種や職種を絞らず,まずは視野を広げてみるとよいと思います.多くの会社を見た上で,自分がやりたいことは何か,どんな環境で働きたいのか考えながら,自分に合った職場を見つけてください.

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先輩から
ひとこと!

設計生産システム変革推進部は、国内外の生産拠点を対象に、製造・出荷・市場における品質と生産性を向上し、かつコストを低減するための仕組み作りを行っています。昨今のICT/IoT技術革新で製造現場の情報化の動きが急加速しており、私たちも、センシング、BigData解析、クラウドを介した制御など、様々なICTを駆使した生産品質管理の高度化に取り組んでいます。「手段」としてのICTを有効活用するには、モノづくりの現象を多面的かつ論理的に捉える「分析力」と、改善策立案から現場定着まで遂行する「実行力」が求められます。
Sさんは独学で習得した品質管理の基礎を実践に活かすため、色々な製造現場に足を運んでもらっています。データだけでは見えてこない「生」の課題を肌で感じながら、何か気になることがあれば、臆せず積極的に質問しています。持ち前の行動力と明るさで周囲とすぐに打ち解け、現在取り組んでいるテーマでは、製造品質改善の中核として関連メンバからも大いに信頼されています。
仕事は、無理せず肩肘張らず、メリハリつけて楽しむことが大切。Sさんは、これをしっかり実行できています。今後、常に新しいIoT技術を探求し、モノづくり現場適用を通して経験を積み、将来、東芝の事業に広く貢献できる研究者へと成長されるのを楽しみにしています。

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生産技術センター
〒235-0017 横浜市磯子区新磯子町33
TEL:045-759-1300